想いが美味しさへ

前回、お伝えした「心理補正で野菜が美味しくなる」に
関連した話をします。

ある時
“今までで一番美味しく感じた食べ物を書いてください”
言われました。

そこで書いたのは
海外に単身赴任していた時に食べた日本食

私の場合は
「ポツンと海外」状態だったので、
その時の過酷な状況で食べたことで、
忘れられない美味しさへ昇華
されたのではないかとのこと。

まあ
そう言われると味より思い浮かべるのはその当時の
辛い想い出ばかり。

結局、
人は食べ物の美味しさよりも
その時の状況、風景とセットで
美味しさを記憶する生き物なんだと思いました。

つまり
「丹精込めて育てた」とか、
「私も見学したあの農場で育てられた」とか
「自分で料理した」とかは
お手軽なスパイスのようなものと考えています。

最近
「美味しい野菜が食べたい!」
となったときは
値段が高いもの以外に、
こういった視点も取り入れる
ことを心がけています。

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